グレショー

ガチでネバーエンディングなストーリー観てきた。

グレショーでは少し真面目な舞台の方が好きだから、なんだ、コントか、と思ってた。ちょっとショックだった。ほなさいならみたいな静かな舞台を生で観たいと思ってた。

 

でも、めっちゃくちゃ面白かった。たぶんアドリブも結構あったんだと思う。それであのクオリティって凄くね?

 

最初、ゲーム独特のふわふわした動きをしてて、シュールな舞台始まったな〜と思った。技とか、見てて恥ずかしくなるくらいだった。

 

あと衣装がすごかった。ちゃんとゲームっぽい、しかも平成初期のゲームっぽい衣装。あれでもやっぱギャンブラーの大晴くんがかっこよかった。

 

リチャのキレキャラがここに繋がったんだなと感慨深かった。必殺技のムチャぶり、たぶんあそこはアドリブなんだろう。顔面昇竜拳。なにそれ。

 

正門の一発ギャグ、東〜アレックス山〜!西〜アレックス海〜!ドスコイドスコイ、あら、恋人繋ぎ🫶ってやつ。は?

笑っちゃいけないのに東〜でもう面白すぎて笑いが起きてた。困ってる正門かわいかった。オタクが作った脚本か?天才だろ。

 

 

家電になったメンバーめちゃくちゃかわいかった。アイロンの大晴くん、ルンバのリチャ、トースターの佐野くん、アレクサの正門。それぞれ名前がかかってんだなと思った。すごい。

トースターの下から落ちた食パン拾うのツボった。

 

 

 

 

ストーリーは、グレイテストファンタジーというゲームの中。ラスボスを倒して世界を救った一行が打ち上げをして解散するところ。勇者の末澤がプレイヤーで、ほかのメンバーはCP。末澤が現実世界では社会に馴染めず就活に苦渋している男子大学生。第1志望のゲーム制作会社の最終面接が嫌で、徹夜でゲームをしていた。寝落ちしてしまい、CP達が焦って現実世界にアクセスし、家電の姿に。それで目が覚めた末澤は彼らに背中を押され意を決して最終面接へ向かう。圧迫面接を受けながら、そのゲームには裏ボスが居ることを知る。ゲームの世界から貰ったクリスタルに勇気を貰い、レベルアップした末澤は自分の思いの丈を面接官へぶつける。そして面接は合格。ゲームの世界へ向かった末澤は裏ボスを倒し、内定を貰ったことをみんなに伝える。そして解散。末澤が就職してから、そのゲームの続編を作ってくれることを願って。そして、そこでまた再会できることを願って。

 

みんな演技力上がったのがものすごく分かったし、中でも末澤の発声が凄いなとホントに思った。歌声もセリフも聞き取りやすくてスカッとする。あの声はこれからも絶対武器になる。

就活の辛さ、恐怖、自己嫌悪、故の現実逃避。表情までは見えなかったけど、ちゃんと伝わってきた。圧迫面接中の答え方とかリアルだったし、裏ボスが居たときのガッカリした感じ。ずっと長年やってて全クリしたと思ってたのにしてなかった。悔しかっただろうな。ラップも上手だった。YouTubeのときにはもう既にやってたんだろうな。だから上手かったのかラップ。

 

やっぱ末澤は勇者とか主人公が似合う。みんな主人公できるけど、末澤が主人公なのはやっぱり嬉しいし見てて楽しい。これからもたくさん舞台に立ってほしい。